坐骨神経痛・腰痛コラム
- 京都全身矯正専門ハッピーカイロプラクティック整体東寺駅前
- 4月4日
- 読了時間: 2分

最近、腰痛に悩む女性が「坐骨神経痛」と診断され、足裏まで痛むという相談を受けました。しかし、他の治療院で「治らない」と言われ、途方に暮れている様子を見て心が痛みました。こうした無責任な発言には本当に憤りを感じます。患者さんは困っているのですから、しっかりと診てあげてほしいと思います。

私自身、国際腰痛学会や坐骨神経痛に関する論文を研究しており、解剖学や生理学の知識を深めています。
常々感じるのですが、誰かがこの事実をもっと広めてくれないものかと思います。例えば、骨や関節は平面ではないということを、医師や専門家がしっかりと伝えるべきです。 仙腸関節による神経圧迫についても、医師や理学療法士が強調することがありますが、仙腸関節は接触面を持つ「面」であり、単なる接点ではありません。
関節は奥深くまで存在し、筋肉や靭帯の下にも構造があります。骨同士が密接に接していなくても、関節として機能しています。この点を踏まえると、坐骨神経痛の原因は単に仙腸関節だけでは説明できないのではないでしょうか。
坐骨神経痛という名称自体が誤解を招く要因です。実際には、腰椎5番の縦軸が捻じれ、仙骨から出る神経が圧迫されることで痛みが生じている症候群です。このような正確な病名を用いて、患者さんに説明することが重要だと考えます。
もし仙骨や腰椎5番の歪みを改善できないのであれば、痛みは解消されません。施術者として、患者さんの痛みを理解し、適切な施術を行うことが求められています。患者さんは藁をもつかむ思いで私たちのもとに来られますので、痛みの本質を見抜く力を養い、真摯に施術に取り組む姿勢が必要です。

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